Photo by Samara Krähenbühl
厳しい「ロックダウン」生活に耐えてきた欧州各国は新型コロナウイルス感染拡大のヤマ場を越え、2020年5月から段階的な緩和に向かう見通しだ。交通機関に教育機関、飲食店や小売店などが条件付きで再開可能となり、封鎖されていた国境も徐々に開放される。とはいえ、これ以上経済活動を停滞させないために「ウイルスとの共存」段階に入る欧州は、まだ予断を許さない状況にある。
通常ならばイースター休暇の旅行や春スキーを楽しんでいたはずのZ世代の若者たちは、初めて経験する不自由な「自粛生活」をどのように過ごしているのだろうか。大学は閉鎖され、アルバイトもスポーツもできなくなった彼らは、可能な範囲で楽しく有意義な「自粛生活」を送ろう、と様々な工夫を凝らしていた。スイスとフランスの例を紹介したい。
Photo by Samara Krähenbühl
スイスでのZ世代の過ごし方
スイス・ローザンヌ大学や工科大学で心理学や教育学、環境科学を学ぶ学生たち6人がシェアする一軒家は、ワイン畑が広がる郊外にある。オンライン授業の合間に庭でバーベキューを催す日常に飽き足らず、誰からともなく「ドレスアップディナー」のアイデアが出された。
Photo by Yumiko Misaki
スイスでは6人以上の集会は禁止されているが、一軒家で生活をともにする彼らは「一世帯」単位と見なされるうえ、市民ひとりひとりの良識や自律性に任されているため、さほど厳しい取り締まりは行われていない。日曜日の夜、各自が持っている一番おしゃれな服を選び、Tシャツしかなければシャツを貸し合い、恋人を招待するメンバーも。
Photo by Samara Krähenbühl
この日のメニューは、マンゴーやアボカド、スリミなどを載せたカナッペ、ガスパチョ・スープ、生地から作った自家製のラビオリ。デザートはルバーブ・タルト。ドリンクはオリジナルのカクテルに赤ワイン。全員で料理に取り組み、テーブルセッティングを整えた。
Photo by Samara Krähenbühl
食後は築100年近い古いシェアハウスの前で写真撮影。メンバーのクラシカルなスタイルと相まって、タイムスリップしたかのような非日常のひとときを楽しんだ。
Photo by Samara Krähenbühli
またある好天の週末には、近隣の山小屋での「フォンデュ・ディナー」も決行した。
Photo by Samara Krähenbühl
誰でも無料で利用できる公共の山小屋には電気も暖房もない。チーズからフォンデュ鍋、携帯型ガスコンロ、ロウソク、ランプまですべてを分担してリュックで担ぎ、まだ雪の残る山道を歩くハードなディナーだ。
Photo by Samara Krähenbühl
他人への迷惑もお金もかけず、シェアハウスのメリットを最大に活かした彼らの「自粛生活」は、創意工夫に満ちて楽しそうだ。
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May 13, 2020 at 01:03PM
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ドレスアップディナー、フォンデュディナー、猫と白馬のお城暮らし、自粛生活を満喫する欧州流Z世代の過ごし方 - @DIME
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