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西・東日本の梅雨入りは平年より遅く、雨ピークは6月下旬〜7月中旬 - ウェザーニュース

ウェザーニュース発表 梅雨見解2020

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2020/05/19 11:23 ウェザーニュース

今年は5月10日に全国に先駆けて奄美で梅雨入りが発表され、11日には沖縄でも梅雨入りとなりました。
ウェザーニュースの予報センターは、エリア別に今年の梅雨時期の雨量や梅雨入り・梅雨明けのタイミングを詳しく解説します。

■今年の梅雨のポイント■

1)梅雨前線北上が遅れる見込み
2)平年より梅雨入りが遅く、平年より短い梅雨に
3)西・東は6月下旬〜7月中旬に雨ピーク、大雨災害に警戒

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図1 今年の梅雨の天気図イメージ

6月における日本付近の対流活動は、太平洋高気圧の強まる位置が平年より南に偏り、梅雨前線の北上がやや遅くなります(図1)。

7月にかけてフィリピンの東海上で対流活動が活発になり、太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強めるため、太平洋高気圧に押し上げられて梅雨前線が北上します。

沖縄では6月下旬に梅雨明けし本格的な夏が到来する一方で、前線が停滞しやすくなる九州から東北では、7月中旬にかけて大雨に警戒が必要です。

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図2 梅雨期間の傾向

昨年は九州北部、四国、中国、近畿で、1951年以降で最も遅い梅雨入り(※特定しなかった年を除く)となり、九州北部より東北が先に梅雨入りするなど変則的でした。

今年も梅雨前線の北上がやや遅れる予想のため、九州から東北の梅雨入りは平年より遅くなる地方が多く、九州と四国は平年よりも一週間程度遅くなる可能性があります。

一方、梅雨明けは全国的に昨年より早く、平年並になりそうです。

梅雨期間としては、東北北部と沖縄、奄美を除いた多くの地方で平年より4日以上短くなる予想です。東北北部と沖縄、奄美では平年並の期間となる見込みです。

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図3 梅雨の雨量傾向

今年の梅雨期間の雨量は、東北、北陸で平年並となるものの、その他の地方では平年並か多い予想です(図3)。

沖縄や奄美では6月前半を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすく、前線の活動が活発化する日があり、5月末から6月中旬にかけて大雨や豪雨に警戒が必要です。

また、九州南部でも梅雨入り早々大雨となるおそれがあります。今のうちに、河川の増水や家屋への浸水、土砂災害などに対する備えをしっかり行ってください。

7月は梅雨前線が本州付近に停滞するため、梅雨明けする7月中旬にかけて九州、四国、近畿、東海、関東甲信は強雨や大雨の危険性が高まります。北陸や東北でも中旬にかけて曇りや雨の日が多く、梅雨末期の大雨に注意が必要です。

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エリア毎の梅雨明け・梅雨入りの予想日など詳しい解説は下のリンク先でお伝えしています。

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